今回は、ワンタッチ機能が壊れたそろばんの修理方法についてご紹介します。
概要
修理の難しさ(初級〜中級〜上級)や平均修理時間、修理ガイドを作成した著者の情報がわかります。

修理の難しさ
平均修理手順
作成者

全ての商品が自分で修理できる未来の実現を目指しています。
必要な物
修理に必要な道具・工具リストです。詳細をクリックすると製品の最新価格やお届け可能日、レビューがわかります。
工具リスト
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修理手順
ステップ毎に修理手順が写真と文章でわかります。写真をクリックすると写真が入れ替わります。
ステップ1.【大前提】ワンタッチそろばんを自分で修理するのは難しい


ワンタッチそろばんが故障する原因の多くがバネによるものです。バネは飛んで行きやすく無くしやすいです。交換用の部品も販売されていないため、自分で修理する方はバネの自作が求められます。
正直、バネを自作するだけでもワイヤーとニッパー、ペンチが必要です。またワンタッチそろばんのネジを外すためにはドライバーも必要になります。
道具を準備するだけでも時間がかかりますし、自分で修理するよりも業者に修理依頼した方が費用対効果的に安いです。
ステップ2.ワンタッチそろばんの故障箇所を特定する


ワンタッチそろばんは、原因が複数あります。
<よくある原因>
- ・ワイヤーが外れている・切れている
- ・内部に埃などのゴミが溜まってる
- ・リセットバーがバネから外れている・折れている
まずは、ワンタッチそろばんのネジをドライバーで外し、原因を調べましょう。
バネが緩んでてワンタッチ機能が使えなくなってる場合はバネの交換が必要です。ワンタッチそろばんのバネ部品は販売されていないため自作で作らなければなりません。リセットボタンがバネから外れている場合は、リセットボタンとバネを合わせる修理が必要になります。故障内容に合わせた修理が求められるため難易度が高いです。
ワンタッチそろばんはネジを外してしまうと、バネが飛んでいったりするので注意が必要です。
ステップ3.【バネが伸びている/切れている場合】バネを自作し交換



ワンタッチそろばんのバネが伸びきっていたり、切れている場合はバネを自作して交換する必要があります。
そろばんの種類毎にバネの大きさや長さが異なります。外した時のバネのサイズを計測し、同じサイズのバネを自作しましょう。バネはステンレスの針金を使って、写真のように巻きつけてニッパーで切り、切断面をペンチで曲げると綺麗に作れます。
アルミのワイヤーを使って自作したことがありますが、反発力が弱くバネが機能しなかった記憶があります。迷ったらステンレスのワイヤーを使うことをお勧めします。
バネを自作した後は、ワンタッチのリセットボタンとうまく噛み合うように取り付けましょう。
ステップ4.【内部が埃まみれの場合】エアダスターで掃除


ワンタッチそろばんの内部に埃が溜まるとリセットボタンが効かなくなることがあります。ワンタッチ部分のネジを外したらエアダスターで埃を飛ばしましょう。
綿棒を使うとバネがずれてしまう可能性があります。少しでも安全に修理したい方は、エアダスターを使って埃を飛ばすことをお勧めします。
ステップ5.【バネがリセットバーから外れている場合】バネを合わせる


ワンタッチそろばんのバネがリセットボタンとズレている場合は、バネの位置を合わせる修理をしましょう。
リセットボタンの出っ張りに合わせてバネの位置を合わせればOKです。
ステップ6.修理後はワンタッチ部分のネジを閉める


ワンタッチ機能の修理が完了した後、最初に外したネジをつけて修理完了です。
注意点
自分で修理をするうえで注意するべき点が分かります。
バネが飛んで行きやすく紛失しやすい
ワンタッチそろばんの裏のネジを外すとバネが出てきますが、簡単に飛んで行きやすいです。作業場所が汚い場合、バネを無くしやすいので気をつけましょう。
自分で修理するのは費用対効果が悪い
ワンタッチそろばんを修理するためには、高い確率でバネを自作しなければなりません。正直、バネを自作するだけでもワイヤーとニッパー、ペンチが必要です。またワンタッチそろばんのネジを外すためにはドライバーも必要になります。 道具を準備するだけでも時間がかかりますし、自分で修理するよりも業者に修理依頼した方が費用対効果的に安いです。
よくある質問
自分で修理する時によくある質問と回答が分かります。クリックすると回答が表示されます。
どのそろばんでもワンタッチ機能は同じですか?
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