ノック式消しゴムが割れた・傷ついた・ヒビが入った時の対処法

ノック式消しゴムのノックボタンが押せない時の対処法

まずはノック式消しゴムに消しゴムが入ってるか確認しましょう。

消しゴムが入っていれば下記のようにペン先の内側に消しゴムが見えます。

消しゴムが入っていない場合、ノックしても消しゴムが出てこないので注意しましょう。

ノック式消しゴムの内部に埃が溜まっていることでノックしても消しゴムが出てこない時があります。

分解して内部のゴミを取り除きましょう。

下記のように全て分解して埃や汚れをとると、埃やゴミの詰まりが解消されます。

ノック式消しゴムの分解方法は下記リンク先で解説しています。

›› ノック式消しゴム「アインクリック」の分解方法

ノックしても消しゴムが出てこない時は、内部にあるバネの弾力性が弱いことにより消しゴムを押し出す力が弱いことがあります。

下記はノック式消しゴムで使われているバネの写真です。

このバネの弾力性が弱いと、ノックしても消しゴムが出てきません。

ノック式消しゴムのバネは基本的に販売されていません。

バネを自作する必要があります。

バネを自作する方法は、同じ大きさの筒を用意し、針金を巻き付けて切るだけです。

下記のようにバネが作れます。

針金を使ってバネを自作する場合、スチール製の針金が弾力性が高く、バネとして機能しやすいのでお勧めです。反対にアルミ製の針金は弾力性が全くなく、バネとして機能しないのでお勧めできません。

ノック式消しゴムは、自分で修理すると、ノックしても消しゴムが出てこない問題がさらに状況悪化してしまう可能性もあります。

安心・安全・確実にノックしたら消しゴムが出てくるように改善したい場合は、修理業者に依頼しましょう。

フィクタロウでは簡単に修理業者が見つかります。

›› ノック式消しゴムの修理業者

今回は、ノック式消しゴムがノックしても消しゴムが出てこない時の対処法を解説します。