本が日焼けして茶色くなった時の対処法

本がカビ臭い時は、まずは本の埃を取り除きましょう。

埃は湿気を吸う→カビが発生しやすくなる

古本に付きやすい「もわっとしたにおい」は、実は埃＋カビの混合臭

本棚の隙間やページの端に溜まった埃が、臭い・紙の劣化・虫食いの原因になる

埃を取り除く時は、濡らして硬く絞った布巾や水に湿らせたティッシュを使って優しくなぞるようにするのがコツです。

よく見ないと分からないですが、少しだけ埃がついた本です。

下記のように水に少しだけ濡らしたティッシュを用意します。

本の表紙や小口（本の横サイド）を拭きましょう。

付いていた埃が綺麗に取り除けています。

本がカビ臭い時は、原因となる埃をまずは綺麗にしましょう。たったこれだけでも、カビ臭いニオイが改善します。

本の埃を取る

本がカビ臭い時は、風通りがいい場所で天日干しや陰干しをするのもニオイが軽減します。

下記のように太陽の光が当たる場所で、各ページが開くように干しましょう。

風が強いと倒れやすいので、ページを大きく広げるのがコツです。

カビ臭さが酷く全く取れない場合、ニオイが特にきついページに、間紙（キッチンペーパーやティッシュなど）を挟んで風邪を通すのも有効的です。

下記は使い捨て手拭きペーパーを間紙に使った写真です。

ただし、天日干しをする場合、カビ臭さが一気に改善しますが、やり過ぎると本が日焼けするリスクもあります。1日程度なら日焼けすることはありません。

もし本が日焼けしてしまった場合は、下記リンク先で対処法を解説しています。

›› 本が日焼けして茶色くなった対処法

本がカビ臭い時は、本自体にカビ臭いニオイがこびりついているため、徹底的に消臭する方法もお勧めです。

2.重曹や消臭剤を一緒に入れて1日放置する

重曹や消臭剤に直接本が触れるとシミになりやすいので注意しましょう。

徹底的に消臭した後、自分が好きな香水で匂いをつけるのも効果的です。

ティッシュに少量を吹きかけ、

優しくポンポンすると、本全体から良い匂いが漂ってきます。

本に直接吹きかけると、香水液がシミになってしまいます。ティッシュといったつけるものが手元にない場合、空中に香水を吹きかけ本をくぐらせたり、手につけて伸ばしてから本につけましょう。

また、消臭をしない状態で香水で匂いをつけると、カビ臭いニオイと香水の匂いが混ざって逆効果になる場合もあります。注意しましょう。

詳細な手順は、下記リンク先で解説しています。

›› 本を傷めずに香水を使う方法

本がカビ臭くならない対処法以外にも、これ以上本のカビ臭さを悪化させないため、他の本がカビ臭くならないために予防策を知ることも重要です。

本棚は壁から数cm離して設置し、湿気を逃がす

湿気の多い場所（押入れ・窓際）を避ける

月に1回程度は本棚の扉を開けて換気する

除湿剤や防カビ剤を本棚に設置する

読み終わった本はしっかり乾かしてから収納する

ちょっとしたことで本のカビ臭さは予防できるので実践していきましょう。

本を読んでいる時に地味に気になるのが本のニオイ。カビ臭いと読書に集中できないですよね。

今回は本がカビ臭い時の対処法を解説します。