GショックDW003の電池交換

所要時間: 60
難易度: かんたん
承認待ち
フィクタロウ運営
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更新: 2026/06/16
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この修理について

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デバイス情報
GショックDW003写真
※画像は代表カラー

修理に必要なもの

実際に修理で使用したり汎用的に使用できる工具・部品です。外部キャンペーンPRを含みます。

(1)型番(DW003)モジュール番号(1597)をチェック

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電池交換を行う前に、裏蓋を確認し、型番が[DW003](写真の赤丸)、モジュール番号が[1597](写真の青丸)かチェックしてください。


⚠️ご注意ください

  • ネジサイズが0.1mm単位で異なる場合があります。ネジを間違わないように、必ず型番が一致していることを確認してください。

(2)本体右側のバンパーを固定しているネジ×2を外す

Step 2 main
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本体右側のバンパーを固定しているネジ×2(写真1枚目の赤丸)を外します。


赤丸ネジ

  • 形状:プラス(PH00)


⚠️ご注意ください

  • ネジが非常に高い場合があります。押し込みながらドライバーを回すと、ネジを回しやすいです。

(3)本体左側のバンパーを固定しているネジ×2を外す

Step 3 main
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本体左側のバンパーを固定しているネジ×2(写真1枚目の赤丸)を外します。


赤丸ネジ

  • 形状:プラス(PH00)


⚠️ご注意ください

  • ネジが非常に高い場合があります。押し込みながらドライバーを回すと、ネジを回しやすいです。

(4)バンパー×2を外す

Step 4 main
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本体からバンパー×2を取り外します。


☝️ポイント

  • バンパーは全く固定されていないため簡単に外れます。

(5)裏側のネジ×4を外す

Step 5 main
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裏側のネジ×4(写真1枚目の赤丸)を外します。


赤丸ネジ

  • 形状:プラス(PH00)

(6)本体両側のネジ×2を外す

Step 6 main
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本体両側のネジ×2を外します。


赤丸ネジ

  • 形状:プラス(PH00)


☝️補足

  • 写真1、2枚目は本体左側の写真です。
  • 写真3、4枚目は本体右側の写真です。

(7)裏側ケースを外す

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裏側ケースを持ち上げるようにして外します。


⚠️ご注意ください

  • 加水分解でベゼルがボロボロになりやすいです。ベタベタしているため手袋着用することをお勧めします。

(8)⚠️加水分解でベゼルがボロボロになりやすい

Step 8 main
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補足として、実際に加水分解でベゼルがボロボロになった写真です。

(9)正面側ケースを外す

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正面側ケースを本体から外します。


✅作業のコツ

  • 正面側ケースは、本体の両側の突起に合うように設置されています。爪や指の腹でずらすと簡単に外れます。

(10)裏蓋を外す

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プラスチック製ピンセットを使用し、金属製の裏蓋を外します。


⚠️ご注意ください

  • 裏蓋は金属製で重みがあるため、作業中に滑り落ちる危険があります。必ずプラスチック製のピンセットやスパッジャーを使用し、慎重に持ち上げて取り外してください。金属製の工具でこじ開けようとすると、裏蓋やケースが「ガリッ」と傷つく可能性が非常に高いので厳禁です。


☝️ポイント

  • 裏蓋が固くて指やピンセットで掴めない時は、プラスチック製スパッジャー(ヘラ)を隙間に優しく差し込み、少し浮かせてから持ち上げると安全に外せます。

(11)ゴムパッキンを外す

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プラスチック製ピンセットを使用し、ゴムパッキンを外します。


⚠️ご注意ください

  • ゴムパッキンは裏蓋に付着している場合と、本体側に付着している場合があります。

(12)ゴム製の防水カバー(内蓋)を外す

Step 12 main
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プラスチック製ピンセットを使用し、ゴム製の防水カバー(内蓋)を外します。


☝️ ポイント:外しづらい時のコツ

  • ゴムカバーは滑りやすく、上からつまむだけでは持ち上がりにくいです。外しづらい場合は、カバーの縁をピンセットの先端で優しく「グッと」押してあげると、カバーが少しズレて隙間ができ、簡単に持ち上げやすくなります。

(13)⚠️時計機構(モジュール)の取り扱いに関する重要注意

Step 13 main
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ケースから取り出したモジュールを扱う際は、以下の1点を必ず守ってください。

  • モジュールには、アラーム音を鳴らすための極小のバネが飛び出しています。引っ張ったり、本体を強く揺らしたりすると簡単に抜けて紛失します。 紛失すると音が鳴らなくなるため、本体を置いたまま静かに作業してください。

(14)時計機構(モジュール)を取り出す

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時計機構(モジュール)をケースから取り出します。

☝️ポイント

モジュールはケースにぴったりはまっているため、無理にこじ開けると破損の原因になります。

  • 時計全体を手のひらの上でぐるっと反対に(裏返しに)すると、「すぽっ」と安全に取り出すことができます。

(15)電池を抑えている爪を外す

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一番小さいマイナスドライバー(SL1.0)を使い、電池蓋を固定している「爪(ロック)」を押し出すようにして外します。


⚠️ご注意ください

  • SL1.0よりも大きい工具は、爪を押し出すための狭い隙間に入りません。入らないからといって強引に差し込むと、時計の内部を傷つけたり、爪自体がグニャリと変形して二度と外れなくなる可能性が非常に高いです。必ず規格に合った細いドライバーを用意してください。

(16)電池を取り外す

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プラスチック製ピンセットを使用し、時計機構(モジュール)から電池を取り外します。


⚠️ご注意ください

  • ボタン電池は滑りやすいです。慎重に作業してください。

(17)交換用の電池を用意する

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交換用の電池を用意します。

(18)時計機構(モジュール)に電池を設置する

Step 18 main
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プラスチック製ピンセットを使用し、時計機構(モジュール)に新しい電池を設置します。


⚠️ご注意ください

  • ボタン電池は、型番(CR2016など)の文字が書かれている「+(プラス)面」が上(見える側)になるように設置してください。逆向き(マイナス面を上)に設置してしまうと、時計が起動しないだけでなく、故障の原因になります。

(19)電池蓋の爪をロックする

Step 19 main
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下記の手順で、電池蓋の爪をロックします。

  1. ボタン電池を指で軽く押さえた状態(浮き上がらない状態)にします。
  2. 電池蓋の根元側をきちんとはめ込み、電池を包むようにパタンと被せます。
  3. 電池蓋の先端にある爪を「カチッ」と音がするまで押し込み、ロックします。


⚠️ご注意ください

  • ボタン電池は構造上、上へと浮き上がりやすいです。指で優しく押さえて浮き上がりを防ぎながら作業すると、電池蓋の爪が驚くほどスムーズにロックできるようになります。
  • 電池を装着した段階では、時計は表示されません。

(20)ACリセットを行う

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下記の手順で、時計機構(モジュール)の再起動(ACリセット)を行います。

  1. 金属製ピンセットを「ACリセット穴」と「電池」にあて、3秒間キープします。
  2. 時計機構の表面(時刻が書いてある面)を確認し、時刻が動作していることを確認します。


⚠️ご注意ください

  • ACリセットは、2つのポイントを金属で繋いで「通電」させる作業です。ここでは必ず「金属製」のピンセットを使用してください。 これまで使っていたプラスチック製ピンセットでは電気が通らないため、リセットできません。

(21)時計機構(モジュール)をケースに装着する

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時計機構(モジュール)の「突起」と、ケース内側にある「凹み(穴)」が完全に噛み合うようにセットします。


⚠️ご注意ください

  • モジュールの向きや位置が少しでもズレていると、ケースの奥までピッタリ収まりません。
  • その状態のまま進めると、最後のステップで「裏蓋がどうしても閉まらない!」という事態になり、すべてやり直すことになります。 上から軽く押して、ケースの奥までフラットに収まっているかを必ず目視で確認してください。

(22)ゴム製の防水カバー(内蓋)を設置する

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ゴム製の防水カバー(内蓋)を設置します。


⚠️ご注意ください

  • ゴムカバーがズレたり、突起に乗り上げたりした状態のまま裏蓋を閉めると、隙間ができてしまいG-SHOCKの大切な「防水性能」が大幅に低下します。カバーがどこも浮き上がらず、全体が平ら(フラット)に収まっていることを必ず確認してください。

(23)ゴムパッキンにシリコンを塗布する

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ゴムパッキンにシリコンを塗布します。


⚠️ご注意ください

  • ゴムパッキンにシリコンを塗布しないと、ゴムの気密性が下がるだけでなく、裏蓋を閉めるときにパッキンがヨレて防水効果が著しく薄れてしまいます。


☝️ポイント

  • 塗布機は各メーカーが提供していますが、パッキンにシリコンを直接塗るタイプのものが多いです。明工舎の塗布器はケースに入れて蓋をするだけで、シリコンを均等に塗布できて簡単です。

(24)ゴムパッキンを設置する

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ゴムパッキンの凸(写真の赤丸)とケースの凹(写真の青丸)が合うように設置します。


⚠️ご注意ください

  • シリコンが塗布されたパッキンを指で直接触ると手がベタベタするだけでなく、その手でガラス内側や液晶を触ると薄いモヤがかかったように見えるので気をつけてください。


☝️ポイント

  • パッキンをケースの溝にセットする際は、ピンセットを使うか、指で触った場合は一度手をきれいに拭いてから次の作業に進みましょう。

(25)金属蓋を設置する

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時計機構(モジュール)に金属製の裏蓋を設置します。


⚠️ご注意ください

  • 裏蓋は金属製で重みがあるため、作業中に滑り落ちる危険があります。慎重に作業してください。

(26)正面側ケースを装着する

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正面側ケースを装着します。


⚠️ご注意ください

  • 金属製の裏蓋は全く固定されていないため、正面側ケースを装着する作業中は指でずっと抑えてください。

(27)裏側ケースを装着する

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裏側ケースを装着します。


⚠️ご注意ください

  • 金属製の裏蓋は全く固定されていないため、裏側ケースを装着する作業中は指でずっと抑えてください。

(28)裏蓋をネジ×4で固定する

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裏蓋をネジ×4で固定します。


赤丸ネジ

  • 形状:プラス(PH00)


⚠️ご注意ください

  • ネジを1箇所ずつ最初から完全に締め切ってしまうと、裏蓋が斜めにズレたり、防水パッキンがヨレたりする原因になります。まずは4本すべてのネジを「かるく仮止め(手前で止める)」してください。 その後、対角線の順番(右上→左下→左上→右下など)で、バランスよく均等に本締めしていきましょう。

(29)本体上部側にバンパーを装着する

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本体上部側にバンパーを設置し、ネジ×2で固定します。


赤丸ネジ

  • 形状:プラス(PH00)

(30)本体下部側にバンパーを装着する

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本体下部側にバンパーを設置し、ネジ×2で固定します。


赤丸ネジ

  • 形状:プラス(PH00)

(31)本体両側にネジ×2を装着する

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本体両側にネジ×2を装着します。


赤丸ネジ

  • 形状:プラス(PH00)


☝️補足

  • 写真1枚目は本体左側の写真です。
  • 写真2枚目は本体右側の写真です。

(32)電池交換の作業完了

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以上で、GショックDW003(モジュール番号No.1597)の電池交換完了です。

安全のためのガイドライン

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基本的な作業は全てプラスチック製工具を使用すること

部品の着脱は全てプラスチック製ピンセットやスパッジャーを使用してください。金属製工具を使用すると「ガリっ」と傷つく可能性があります。ただし、以下2つの作業だけは工具を使い分けてください。 ⚠️ 工具を使い分ける例外作業 ・電池蓋(ロック)の取り外し【金属製を推奨】 ロックが固いため、プラスチック製だと工具の先端が欠けたり変形したりします。金属製のピンセットや精密ドライバーを優しく使ってください。 ・ACリセット作業【金属製が必須】 電気を流して基板をショートさせる(通電する)必要があるため、必ず金属製のピンセットや工具を使用してください。

金属箇所を指で直接触らないこと

電池や基板などの金属部分を指で直接触らないでください。 指先の皮脂が付着すると、時間が経ってから通電不良(動かなくなる)の原因になります。 ⚠️もし指で触ってしまったら・・・ 純度99.9%以上のIPA(イソプロピルアルコール)を少し染み込ませた綿棒や布で、皮脂を優しく綺麗に拭き取ってから作業を再開してください。

加水分解でボロボロになりやすい

G-SHOCKのDW-003は販売日が1997年です。今から約30年前のモデルのため、経年劣化によりベゼルが加水分解でボロボロになりやすいです。 ⚠️ご注意ください 加水分解でボロボロになった部品はベタベタしていることがあります。気になる方は作業前に手袋を着用した上で作業することをお勧めします。 また、電池交換する際に本体を強く握りすぎると、劣化したベゼルが割れる原因になります。作業自体はシンプルですが、本体には余計な力をかけず優しく扱ってください。

よくある質問

2
Q

電池を交換しても時計が動かない時は?

A

以下の3つのステップを、上から順番に確認してください。 【1. 電池の向き(裏表)を確認する】 まずは電池の向きが正しいか、マニュアル(修理ステップ)の写真と全く同じ向きになっているかを確認してください。 【2. ACリセットをやり直す】 向きが正しいのに動かない場合、ACリセットが失敗しています。金属製のピンセットを使い、「ACリセット穴」と「ボタン電池」を同時にタッチしたまま、しっかり3秒間キープしてください。 【3. それでも解決しない場合】 上記を試しても画面が映らない場合、時計内部の基板などが破損している可能性が高いです。フォーラムや修理業者に相談してください。

Q

電池蓋が外れない時は?

A

一番細いマイナスドライバー(SL1.0)を使用し、電池蓋を広げるように力を加えると簡単に外れます。 ⚠️ご注意ください 電池蓋の隙間は非常に狭いため、太い工具は入りません。細い先端を差し込んで優しくこじるのがコツです。無理に強い力をかけると内部が損傷してしまうので慎重に行ってください。

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