S10(エステン)の組立方法
今回は、S10(エステン)シャーペンの組立方法を解説します。
概要
修理の難しさ(初級〜中級〜上級)や平均修理時間、修理ガイドを作成した著者の情報がわかります。

必要な物
修理に必要な道具・工具リストです。紹介料は運営費に使われます。
工具リスト
修理手順
ステップ毎に修理手順が写真と文章でわかります。写真をクリックすると写真が入れ替わります。
ステップ1.黄色のゴム輪を装着する





黄色のゴム輪をペン先から挿入し、奥まで装着します。
ステップ2.金色の金具を装着する





金色の金具をペン先から挿入し、奥まで装着します。
ステップ3.グリップを装着する





グリップをペン先から挿入し、奥まで装着します。
ステップ4.口金を装着する





ペン先に口金を時計回りに回して装着します。
S10の口金はガイドパイプが付いています。
落としてしまうとガイドパイプが曲がる可能性があります。
ステップ5.クリップを装着する





クリップをペン上部にスライドさせながら装着します。
ステップ6.消しゴムを装着する





消しゴムをペン上部に装着します。
ステップ7.ノックキャップの芯の濃さを調節する




S10のノックキャップはシャー芯の濃さを表示窓に設定できます。
ノックキャップを装着するとシャー芯の濃さの調節ができません。
ノックキャップの装着前に調節しましょう。
ステップ8.ノックキャップを装着する





シャー芯の濃さ表示窓を調節した上で、ノックキャップをペン上部に押し込んで装着します。
ステップ9.組立完了


以上で、S10(エステン)の組立完了です。
組立完了後は正しく組立ができているか動作チェックしましょう。
ステップ10.動作チェック①ノックしたらシャー芯が出ること



ペン上部をノックしたら、ペン先からシャー芯が出ることを確認しましょう。
ステップ11.動作チェック②文字が書けること


ペン先からシャー芯がでた状態で、実際に文字が書けることを確認しましょう。
注意点
自分で修理をするうえで注意するべき点が分かります。
作業マットを敷くと傷がつきにくい
部品を机に直接置くと、部品と机が擦りあって傷がつく可能性があります。少しでも傷をつけたくない場合は組立前に作業マットを敷くことをお勧めします。
口金を落とすとガイドパイプが曲がりやすい
S10の口金はガイドパイプが付いています。不注意で落としてしまうとガイドパイプが曲がってしまう可能性があります。組立時は慎重に作業しましょう。
よくある質問
自分で修理する時によくある質問と回答が分かります。クリックすると回答が表示されます。
組立に工具は必要ですか?
コメント
修理コミュニティの会話へ誰でも自由に参加できます。