本の小口の傷を修復する方法
本に傷がついて触り心地がざらざらして気になることってありますよね。
今回は本の傷を修復する方法を解説していきます。
概要
修理の難しさ(初級〜中級〜上級)や平均修理時間、修理ガイドを作成した著者の情報がわかります。

修理の難しさ
平均修理手順
作成者

全ての商品が自分で修理できる未来の実現を目指しています。
必要な物
修理に必要な道具・工具リストです。詳細をクリックすると製品の最新価格やお届け可能日、レビューがわかります。
修理手順
ステップ毎に修理手順が写真と文章でわかります。写真をクリックすると写真が入れ替わります。
ステップ1.作業用マットを敷く


本の小口についたざらざらの傷を磨く前に、作業がしやすくなるため作業用マットを敷きましょう。
<敷くメリット>
・作業時に本が滑りにくくなり磨きやすい
・本の傷を磨いた時に出る粉クズの掃除がしやすくなる
もし作業用マットがない場合は、新聞紙やチラシを敷いて、作業しましょう。
ステップ2.しおりを磨く小口と反対側にやる




本の傷を磨くとき、しおりが邪魔になります。作業面とは反対側に移動させると邪魔になりません。
最初、しおりを特に気にせずに磨き始めましたが、作業して1分もせずに邪魔になって反対側に移動させました。
しおりが邪魔になって作業しづらくなる前に反対側にしおりを移動させましょう。
ステップ3.本の傷を紙やすり(60番)で磨く





小口のざらざらした傷を紙やすりで磨いていきましょう。紙やすり荒い番数(60番や120番)を使った方が楽に綺麗に磨けます。400番以降の紙やすりを使うと傷が粒度が細かいため全然磨けないです。
今回は60番、120番、240番を用意し、最初は60番を使っています。
小口を磨くときは本の表紙をしっかり持ち、小口を安定させることで本がブレずに磨きやすいです。10回程度、ゴシゴシと磨くだけで本の傷が消えて綺麗になります。
ステップ4.反対側の小口を磨く



反対側の小口も同じように磨いていきましょう。
ステップ5.1番長い小口も磨く



1番長さがある小口も同じように磨いていきましょう。
磨くとき本はバランスを崩しやすいので本をしっかり抑えて作業しやすいです。
ステップ6.(別途1)120番の紙やすりで磨く



本の小口についた傷は60番の紙やすりで磨くだけでも汚れが落ちて白く綺麗になります。さらにツルツルに手触りよくしたい場合は、120番の紙やすりで磨いていきましょう。
ステップ7.(別途2)240番の紙やすりで磨く



さらに手触りを良くしたい方は240番の紙やすりで磨いていきましょう。
ステップ8.作業マットを掃除


最後に、本の傷を磨いた時にでた粉クズを掃除しましょう。
作業用マットや新聞紙・チラシを敷いておくと掃除が簡単です。
注意点
自分で修理をするうえで注意するべき点が分かります。
優しく一定方向に磨く
雑に色んな方向に紙やすりで磨くと、紙が毛羽立ち本が傷みます。表面をなでるように軽く、同じ方向に動かすのが基本です。
光沢紙や印刷面は避けるか事前テストを行う
紙質や印刷方法によっては紙やすりで汚れが落ちるか検証が必要です。目立たない場所で試してから行うようにしましょう。
よくある質問
自分で修理する時によくある質問と回答が分かります。クリックすると回答が表示されます。
どんな紙やすりを使えばいいの?
傷が深い場合でも直せる?
口コミ・評価
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