iPhone4の音量ボタン交換方法

所要時間: 30
難易度: 普通
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フィクタロウ運営
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更新: 2026/04/14
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この修理について

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(1)作業前にバックアップ・充電残量を5%以下にする

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安心安全に音量ボタン交換作業をするために、下記2点を行いましょう。


<作業内容>

①バックアップすること

 →iCloud自動バックアップが簡単です。

②充電残量を5%以下にすること

 →電源ボタンを長押ししても起動せず、

  充電を促すマークが表示されればOKです。

(2)SIMカードを取り出す

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フロント画面を正面にして、本体右側面の穴に「SIM取り出しピン」を差し込みます。


ピンを差し込んだら、垂直に少し強めの力で押し込んでください。「カチッ」という感触とともに、SIMトレイが少し浮き上がります。


SIMカードトレイが浮いたら、指でそのまま引き抜いてください。

(3)本体底面のネジ×2を外す

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本体底面のネジ×2を外します。


ネジが回り始めるまでは少し力が必要ですが、ドライバーをネジに対して垂直に、強く押し当てながらゆっくり回し始めてください。一度回転し始めれば、あとは軽い力でスムーズに回せます。


⚪︎ネジのサイズ

規格:星形ドライバー(P2)

直径:1.8mm

縦幅:3.6mm

(4)本体裏の背面パネル(リアパネル)を取り外す

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本体を両手で持ち、背面パネルの半分よりも下に両親指で上方向(カメラがある方向)へゆっくりとスライドさせます。


パネルが約2mm〜5mmほど上にズレると、内部のツメが外れます。そのままパネルを持ち上げれば、本体から背面パネルを取り外すことができます。


指が滑ってしまうと背面パネルが外しづらくなります。手を洗ったり保湿クリームを使用したりゴム手袋を着用するなど摩擦力をアップさせるとスライドさせやすいです。

(5)バッテリーコネクタのネジ×を外す

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バッテリーのコネクタを固定している1本のネジを外します。


⚪︎ネジのサイズ

規格:プラスドライバー(PH0000)

直径:2.1mm

縦幅:2.5mm


このネジは他のネジに比べて少し長さがあるため、回している途中でドライバーが滑りやすくなっています。先端を垂直にしっかり押し当ててゆっくり回してください。 万が一ドライバーが滑ってバッテリーを突き刺すと、発火の危険があるため非常に慎重な作業しましょう。

(6)バッテリーコネクタを外す

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本体底を上部に持ち、バッテリーコネクタの右横にプラスチック製スパッジャーを2mm程度差し込み、テコの原理を利用して、バッテリーコネクタを上に優しく持ち上げます。正常に外れると「カチッ」と小さな音と感触が2回します。


コネクタの左側や上側には、基板(ロジックボード)にハンダ付けされた非常に小さな電子部品が密集しています。ここにヘラを差し込むと部品を破損させ、充電不良や電源が入らなくなる恐れがあります。必ずスペースの広い右側からアプローチしましょう。

(7)バッテリーを外す

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バッテリー左側から出ている透明なフィルム(引き出し用タブ)を指で持ち、上に持ち上げるようにしましょう。


iPhone 4のバッテリーは背面のケースフレームに強力な両面テープで固定されているため、フィルムを引くだけでは剥がれないことが多いです。


【バッテリーが外しづらい場合の対処法】

  1. バッテリーの左側(フレームとの隙間)に、超薄型スチールヘラやプラスチック製スパッジャーをわずかに差し込みます。
  2. 工具の先端を伝わせるようにして、純度99.9%以上のIPA(イソプロピルアルコール)を数滴流し込みます。
  3. 液体が接着面に浸透するまで1分程度待ちます。
  4. 接着が弱まったら、フィルムを引く力とテコの原理を使用してヘラで浮かせる力を合わせ、少しずつ慎重に剥がしていきます。


【注意】

ケースからバッテリーを外すと、先ほどネジを外したコネクタ部分の近くに「小さな黒い接触パーツ(プレッシャーコンタクト)」が固定されていない状態で残っています。バッテリーを動かした拍子に飛ばしたり、不注意で落としてしまったりして失くしたりしやすいため、今のうちにピンセットで回収して保管するか、位置がズレていないか再度確認しましょう。サイズが小さく、凹凸が小さいため指でつまむのは難しいためピンセットがおすすめです。

(8)小さな黒い接触パーツを外す

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前ステップでも解説しておりますが、バッテリーを外すとバッテリーコネクタを固定していたネジ近くに、小さな黒い接触パーツ(プレッシャーコンタクト)が全く固定されていない状態になっています。


本体を動かした拍子に紛失するリスクが非常に高いため、小さな黒い接触パーツ(プレッシャーコンタクト)をピンセットで外します。

(9)音量ボタンの保護シールを外す

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プラスチック製スパッジャーを使用して、音量ボタンの保護シールを外します。

(10)音量ボタンのネジ×3を外す

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音量ボタンのネジ×3を外します。


  • 赤丸ネジのサイズ

規格:プラスドライバー(PH0000)

直径:1.9mm / 縦幅:1.3mm


このネジは非常に強固に締められており、そのままではネジ山を潰しやすい(なめやすい)です。 本体を横向きに立て、音量ボタン側を底にして安定させましょう。ドライバーを垂直に立て、回す力よりも、押し込む力を意識して慎重に回すと、安全に外すことができます。

(11)音量ボタンのケーブルを避ける

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音量ボタンを取り出すために、プラスチック製スパッジャーで音量ボタンのケーブルを避けます。

(12)音量ボタンを取り出す

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音量ボタンをケースから取り出します。

(13)交換用の音量ボタンを用意する

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交換用の音量ボタンを用意します。

(14)音量ボタンをケースに装着する

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本体上部側に+ボタン、下部側に-ボタンの向きで、音量ボタンをケースに装着します。


音量ボタンには向きがあります。逆向きに装着するとやり直しになりますので気をつけましょう。

(15)音量ボタンのコネクタ位置を調節する

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音量ボタンのコネクタを、前のステップで装着したボタン本体に重なるように配置します。


この段階では、コネクタを完全に固定するわけではありません。ボタンのスイッチ部分とコネクタの接点が正しく重なっているか、そしてネジ穴がズレずに一致しているかを確認しながら、位置を微調整してください。

(16)音量ボタンをネジ×3で固定する

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音量ボタンをネジ×3で固定します。


  • 赤丸ネジのサイズ

規格:プラスドライバー(PH0000)

直径:1.9mm / 縦幅:1.3mm


このネジは、本体に対して水平(横向き)に、かつ垂直にドライバーを当てないと正しく装着できません。取り外し時と同様に、本体を横向きに立て、音量ボタン側を底にして安定させると、ネジ穴に対してまっすぐ力を加えられるのでスムーズに回せます。

(17)音量ボタンの動作チェック

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やり直しを防ぐために、このタイミングで音量ボタンの動作を確認します。


<確認事項>

・+ボタン、-ボタンを押したらカチッと感触があること

(18)音量ボタンの保護シールを装着する

Step 18 main
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音量ボタンの保護シールを、ネジ頭を覆い隠すようにして貼り直します。


この保護シールは一度剥がすと粘着力が弱まりやすいですが、無理に新品へ交換する必要はありません。 主な目的は「バッテリーと音量ボタン(金属パーツ)の間の絶縁・保護」ですので、もし粘着が弱くなっていても、正しい位置に沿うように配置されていれば十分機能します。

(19)小さな黒い接触パーツを設置する

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小さな黒い接触パーツ(プレッシャーコンタクト)をピンセットで、バッテリーコネクタのネジ穴の上に設置します。固定は次以降のステップで行います。


この段階ではまだネジで固定しないため、パーツはただ乗っているだけの状態です。少しの振動で動いたりズレてしまうため、次以降でバッテリーコネクタを固定するまで、本体を傾けたり衝撃を与えたりしないよう慎重に作業してください。


パーツを設置する向きは、写真の赤丸を参考に、基板側の突起やネジ穴にピタッと重なる向きで置いてください。向きがズレていると、後でネジが締まらなかったり、通信不良や故障の原因になったりします。

(20)バッテリーをケースに装着する

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前ステップで設置した「小さな黒い接触パーツ」がズレないよう注意しながら、バッテリーをケース内に優しく収めます。


  1. まずはフレームの脇(外側)にバッテリーの端を斜めに差し込むように合わせます。そこから少しずつ丁寧に倒していき、最後にコネクタ部分をそっと離すと、位置がズレずに綺麗に装着できます。
  2. バッテリーを装着したら、上から指の腹で優しく押し当てます。こうすることで、残っている接着剤によってバッテリーがケースからズレにくくなります。
  3. 最後に、バッテリーコネクタのネジ穴(写真の赤丸)がズレていないことを確認しましょう。

(21)バッテリーコネクタのネジ×1を装着する

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下記手順で、バッテリーコネクタのネジ×1を装着します。


⚪︎ネジのサイズ

規格:プラスドライバー(PH0000)

直径:2.1mm

縦幅:2.5mm


  1. バッテリーコネクタの上にネジを乗せ、プラスドライバーを使用して装着します。
  2. このネジは他のネジに比べて少し長さがあるため、回している途中でドライバーが滑りやすくなっています。先端を垂直にしっかり押し当てて、ゆっくり回してください。 万が一ドライバーが滑ってバッテリーを突き刺すと、発火の危険があるため、細心の注意を払って作業しましょう。
  3. ネジ装着後は、ネジ頭とコネクタの間に隙間がないか(しっかり奥までネジが締まっているか) 小さな黒い接触パーツがガタついていないか(正しく挟み込まれているか)

(22)本体裏の背面パネル(リアパネル)を装着する

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下記手順で、本体裏の背面パネル(リアパネル)を装着します。

  1. 背面パネルを本体の上に置きます。この際、最初からピッタリの位置に置くのではなく、上方向に約2mm〜5mmほどズラした状態で、内部のツメが本体の溝に重なるように置きましょう。
  2. 本体を両手で持ち、画面上部の中央を指で下方向(ドックコネクタがある方向)へゆっくり押しましょう。
  3. パネルが「カチッ」と収まり、本体下部のネジ穴とパネルのネジ穴が綺麗に重なれば装着完了です。


【手が滑ってしまう場合の対処法】

乾燥などで指が滑る場合は、手を洗う、保湿クリームを塗る、またはゴム手袋を着用して摩擦力を高めると、力を入れずにスムーズにスライド固定ができます。

(23)本体底面のネジ×2を装着する

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本体底面のネジ×2を装着します。


ネジ穴にネジを挿入し、ドライバーをネジに対して垂直に押し当てながらゆっくり回し始めてください。一度回転し始めれば、あとは軽い力でスムーズに回せます。最後に若干力を入れるとしっかり固定できます。


⚪︎ネジのサイズ

規格:星形ドライバー(P2)

直径:1.8mm

縦幅:3.6mm


【注意】

もしネジが斜めに入ったり、手応えが異様に重い場合は、無理に回さないでください。背面パネルのズレが原因の可能性があるため、一度パネルの装着ステップに戻って、ネジ穴が完全に重なっているか確認しましょう。強引に回すと、ネジ頭が潰れたり本体を傷つけたりして、二度と開けられなくなる恐れがあります。

(24)SIMカードを装着する

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SIMカードを本体に装着します。


  1. SIMトレイにSIMカードをセットします。トレイとカードの「切り欠き(斜めのカット)」を合わせ、カードがトレイに水平に収まっているか確認してください。
  2. 本体右側面の穴にSIMトレイを差し込みます。指の腹でゆっくりと押し込み、本体フレームとトレイが平ら(フラット)になれば装着完了です。


【注意】

もし途中で引っかかるような手応えがある場合は、無理に押し込まないでください。内部でSIMカードが浮いていたり、裏表が逆になっていたりする恐れがあります。一度引き抜き、カードがトレイにピッタリとはまっているか再度確認しましょう。強引に入れると、内部の通信端子を破損させる原因になります。

(25)音量ボタン交換完了

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以上で、iPhone4の音量ボタン交換完了です。

安全のためのガイドライン

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音量ボタンの向きを注意すること

iPhone4の音量ボタンを装着する際は、上下の向きに十分注意しましょう。 本体上部側が「+」、下部側が「-」ボタンですが、音量ボタンは逆向きにも装着できてしまうため、うっかり逆に付けてしまうミスが起こりやすいです。 ボタンを装着する前に、表面の刻印をしっかり確認してください。もし向きを間違えて組み立ててしまうと、後から全ての工程をやり直すことになります。 装着時は、修理ステップの写真と見比べながら、慎重に配置しましょう。

よくある質問

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Q

交換後、音量ボタンが動作しません。どうしたらいいですか?

A

iPhone4の音量ボタンが反応しない場合、まずはボリュームボタンケーブルを確認しましょう。このボタンは、押し込んだ圧力が裏側のスイッチを通じて基板へ伝わる仕組みです。 原因として、ケーブルのわずかなズレや、固定ネジの締め不足で圧力が逃げていることが考えられます。また、接点の皮脂汚れも接触不良を招きます。 まずは修理ステップを再確認した上で、音量ボタンを固定するネジを締め直し、金属の接触箇所を無水エタノールで清掃して、クリック感があるか再確認してください。

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